2017
09/07

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フリーエンジニアが単価を下げるデメリット

収入の安定した会社員を辞めてフリーエンジニアを目指す人も少なくありません。フリーランスや個人事業主になれば収入が増える可能性がありますし、自分が興味のある分野の仕事を選ぶことも可能です。しかし、フリーエンジニアには上記のようなメリットばかりではなくデメリットも存在します。
代表的なデメリットの一つが単価設定の難しさで、これを間違えると収入がアップするどころか会社員時代より年収が下がる恐れがあります。フリーエンジニアになりたての頃は低い単価でも仕事を引き受けがちです。しかし、一度低料金で仕事を引き受けるとその単価が基準となるため、次の仕事も低料金で依頼される確率が高くなってしまいます。もちろん交渉次第で報酬アップを狙うことも可能ですが、最初に自分が設定した低い単価設定が基準となるので大幅な報酬アップは難しいものとなるかもしれません。
フリーエンジニアとして働く人が低料金で依頼を引き受けると、フリーエンジニア全体が単価を下げていく価格競争が起きてしまい、個人の問題ではなく全体の問題となってしまうこともあるのです。もちろん単価設定が高すぎると依頼が入らない恐れもあるので、相場と自分が希望する月収から基準となる値段を決める必要があります。どうしても相場より低い単価で依頼を受けざるを得ないときは、「今回は特別安くしておきます」などと伝え一時的な単価設定であることをアピールしましょう。単価設定はフリーエンジニアが最初にぶつかる壁ですが、自分の技術を安売りせずに適切な単価設定で依頼を引き受けることを心掛けましょう。
上記のデメリット部分の体験談がフリーエンジニアのための単価研究所に書かれていますので、より深く単価設定の大切さを知ることができますよ。